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Eat Beat House vol.08 【思い出のチーズケーキ】 Nostalgic Cheesecake / pineapple cheesecake（パイナップルチーズケーキ） 現代の日本は世界で一番チーズケーキの種類が多いと思う。 僕がこのチーズケーキに初めて出会ったのはケーキ職人としてスタートを切った19歳の頃。 僕が出会ったものにはパイナップルはのっていませんでした。 のちに当時パイナップルがのっていたチーズケーキとレシピの流れが同じであることがわかりました。 このチーズケーキはクリームチーズに、味わいが特徴がはっきりしているプロセスチーズなどを加えてあっさり味の中に色々な特徴を出せるところが面白いと思います。 今回はチーズフォンデュなどに用いられるスイスのグリュイエールチーズを加えましたが、パイナップルの代わりにりんごなどを使ってコンテチーズも美味しくできます。 市販のとろけるチーズは比較的作りやすいです。 他には、エメンタール、ラクレット、ゴーダ、チェダーもそれぞれ個性が出て美味しく作れます。 メレンゲ比率が非常に多いので、しっかり泡立てて、しっかり混ぜて、比重をかなり重くする事が重要なんです。 また、かなり砂糖が少ないメレンゲなのでメレンゲはバサバサになりやすく不安定なところもこのお菓子の味わいの秘密であり、難しいところなんです。 「ダックワーズ」や「シフォンケーキ」など砂糖が少ないメレンゲから生まれるお菓子は食感が非常にユニークなものが多いので僕はよくこのようなメレンゲを使います。 本当にこのチーズケーキから色んな理論を学びました。 そんな事もひっくるめ僕にとって凄く思い出深いチーズケーキなのです。 このケーキを作っている間、僕の頭の中は20代によく聞いた曲がオンパレードで流れていました。 どうぞ「思い出のチーズケーキ」 お楽しみくださいね。 ————— 思い出のチーズケーキ　5号2台分 〈材料〉 ●生地 クリームチーズ・・・・・・・・・90g グリュイエールチーズ・・・・・・30g 生クリーム42%・・・・・・・・・64g 薄力粉・・・・・・・・・・・・・40g 牛乳・・・・・・・・・・・・・・60g 卵黄・・・・・・・・・・・・・・54g 卵白・・・・・・・・・・・・・・450g グラニュー糖・・・・・・・・・・136g 塩・・・・・・・・・・・・・・・0.8g ●その他 ジェノワーズ（1cmスライス2枚） パインの缶詰・・・・・・・・・・3枚 ————— １.ジェノワーズを1cmにスライスする。 　型紙を用意する。(底はロール紙2枚、側面は高さ9cmのベーキングシート) 　パイナップルを1/4カットする。 ２. クリームチーズ、グリュイエールチーズ、生クリームを耐熱ボールに入れ、電子レンジで柔らかくする。(500w2分) ３. ふるった薄力粉に牛乳を加える。 ４. 2と3を合わせ、湯煎でとろみがつくまで混ぜる。 ５. 卵白、グラニュー糖、塩でメレンゲを作る。 　メレンゲが立つ頃に4の中に卵黄を入れ、50℃に保温しておく。 ６. 4と5を混ぜる。(比重30) ７. ジェノワーズを敷いた型に生地を流す。(400g/台) ８. オーブンで焼成(湯煎焼き） 　●家庭用：170℃ 55分 　●バッケン 　→190荒/130極軟 閉 7分 　→180荒/130極軟 閉 3分 　→170軟/130極軟 閉 10分 　→150軟/130極軟 35分(途中でこまめに蒸気を抜く。) From Eat Beat House 小山進 #パティシエエスコヤマ #eskoyama #エスコヤマ #小山シェフ＃小山進 #兵庫県 #兵庫県三田市 #eatbeathouse #sweets #madeleine #recette #recipe #イートビートハウス #レシピ動画 ＃スイーツレシピ ＃お菓子レシピ #ケーキ作り #パイナップル #チーズケーキ #チーズ #パイン #pineapple　#pine #cheese #オリジナルソング #お菓子と音楽 #小山進レシピ動画